今回のブログは製作事例になります。
今回はエンジンの無駄な動きを抑制するエンジントルクダンパーを
取付したお話になります。
といっても既製品のダンパーを買ってきてブラケットを作ったというお話です。
今回使用する材料は事務所に転がっていたSUS304の6ミリ厚の鋼板になります。
こちらの材料をちまちま切って作業しました。
手仕事でホルソーで穴を空けたり、グラインダーやドリルのみを使用しての作業になったので
とても時間がかかりました(笑)
量産はできますが、これでは身体が持ちませんね。
まずは取付するための位置をだいたい決めます。
だいたい目検でここらへん!でいいと思います。
どちらも逃げを作って作れるようにします。
逃げを作ることで高さを自在に操れるようになります。
高さを操る理由としましてはボンネットに当たらないように、なおかつエンジンのパーツに当たらないような絶妙な良い位置が必要だからです。
ちなみに今回は取り付ける位置はなるべくエンジンに平行に付けられるような位置に付けないとダメなので、位置決めは簡単でした。
サクサク部材を作っていき、エンジンルーム内で仮合わせ、仮付けをしていき
良い位置に決まったら取り外して本溶接です。
部材の切り出し等考えるとだいぶ時間はかかりますが出来栄えはとても良いものになります。
日々このようにプラントの整備、自動車の改造、ワンオフパーツの製作をやっています。
何かございましたら気兼ねなく問い合わせください。
自動車整備士・トラック運転手を経て、29歳のときに溶接業界へ転職。
入社数年後、当時の社長から会社を引き継ぎ株式会社村上機設を創業。手先の器用さと、一つのものをとことん突き詰める性格を存分に発揮し、オリジナルの事業を多数展開。溶接業界の若手を育てるべく活動中。
趣味は車、写真、登山、アウトドア。休みは遠出して美しい景色を探したりしてます。