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僕が思う半自動溶接とtig溶接の違い

2023/10/30

最終更新日:2023/10/30

皆さんこんにちは! 朝晩は冷えてきましたね!
日中はまだまだ暑いですが寒暖差で体調崩さないように頑張っていきましょう!
僕は秋祭りも終わってゆっくりした日々を送っています。

今回は僕が経験してきた半自動溶接とtig溶接の違いなどをお伝え出来ればなと思います。
あくまで僕が感じた事になりますので、間違いや訳分からん事を言ってると思いますが温かい目で見てください。

半自動溶接とは?

半自動溶接はアーク溶接の一種であり、被覆アークに使う溶接棒の代わりに、コイル状に巻かれた針金みたいな溶接ワイヤーを電極として使います。
そのワイヤーをワイヤ送給装置に取り付けモーターで回転する送給ローラーによりトーチの先端まで自動で送り溶接をします。

次にシールドガスですが、これは溶接中のアークや溶融池の周辺を大気からシールドする目的でガスをトーチのノズルから溶接部に供給します。
この溶接に使用するガスは炭酸ガス、アルゴンと炭酸の混合ガスなどを使用します。

一般的には炭酸ガスが使用してるところが多いので「炭酸ガスアーク溶接」とか「炭酸ガス」などいろんな言い方があり過ぎるので混乱します(笑)

ちなみに半自動溶接はワイヤーが自動に送られトーチの操作は手動になり半分自動になるので半自動と呼ばれているみたいです。
半自動は初心者さんでも始めやすいので皆さん挑戦してみて下さい。

ティグ溶接とは?

ティグ溶接は放電用電極としてタングステンというものを取り付けます。

シールドガスはアルゴンガスやヘリウムガスなどを使います。

次に半自動と違うところは片手に溶接棒を持ち、もう片方にトーチを持つのですが持ち方は人によって違います、左手は溶接棒で右手はトーチの人もいれば逆の人もいますし、左右関係なく使える人もいます。

ティグ溶接は半自動と比べたら難しくて初心者さんからしたら難易度は高いかも知れませんが、練習すれば扱えるようになると思うので頑張っていきましょう!
僕も練習してなんとか扱えるようになりました!
ティグの事はまだまだ勉強中ですので少し短くなってしまい申し訳無いです。

半自動とティグ溶接の違いを感じた事

半自動とティグの一番の違いは作業効率ですかね?
半自動は溶着速度が大きく母材の溶け込みが深いので作業効率が良いですが、「風に弱い」というデメリットがあり、ちょっとした風でブローホールになったりします。

それに比べ、ティグ溶接はちょっとぐらいの風ではブローホールになりません。ティグ溶接を始めた頃は驚きました(笑)

他にもまだまだありますが書いていたらすごい長文になりますので、このくらいにさせていただきます。

ここまで読んで頂きありがとうございます。
めちゃくちゃ端的な文になってしまいました。やはり溶接のことをギュッと詰め込んで分かりやすく話すのはとても難しいですね(笑)

まぁちょっとでも溶接の事が伝わっていれば嬉しいです!
それでは皆さんお体にお気をつけて。